強制競売開始決定
2014/09/02自宅を購入する際に、毎月払いとボーナス払いに分けて住宅ローンを組まれた方も多いのではないのでしょうか。
計画通りに支払いができればいいのですが、10年20年経過すれば身の回りに色々な変化が起こります。年2回のボーナス払いがとても重荷なので、どうすればいいのかという相談も増えています。
絶対やって欲しくないことは、住宅ローンの金利よりも高い利息で一時的に調達して支払うことです。
例えばカードローンや消費者金融で用立てて支払うと、大きな問題を先送りすることになります。
住宅ローンの支払いと、他のローンの支払いが積み重なり、経済的にも精神的にも追い込まれてしまいます。
住宅ローンは遅れずに払っているから自宅を競売にかけられることは無いと安心はできません。
住宅ローンの残債に関係なく、競売後の配当の可能性のない債権者(カード会社)が、滞納が長期化すれば問答無用で強制競売の申し立てを行います。
不動産の売却では回収できる可能性は低いのですが、かなりのプレッシャーを与えることが目的です。
ここで問題なのは、カード会社の強制競売の申し立てにより、住宅ローン会社が、「期限の利益喪失に該当」の判断を下す場合があるということです。
「住宅ローンは遅れていないから大丈夫」と思っていると油断が生じます。
何事も早期の対応が大切です。なんでも相談してください。
金融に関する知識、住宅ローンの仕組みに関する知識、不動産の競売に関する知識など、幅広い経験と豊富な知識でお客様の悩みに対応いたします。