任意売却相談件数が急増
サッカーのワールドカップもいよいよベスト8が出揃い盛り上がってきました。
残念ながら、日本はグループリーグを突破することはできませんでしたが、多くの夢や
感動を与えてくれたことに心から感謝です。
わたしはサッカーよりラグビーのファンですが、やはりこの時期になると胸が躍ります。
色々な国の歴史や国民性に触れるいい機会として捉え、違う側面からも楽しんでいます。
また、眠い目をこすりながら決勝まで楽しみたいと思います。
本日は相続した土地の賃借人とのトラブルについて解決した事例をご紹介いたします。
任意売却の専門性が高まると同時に、色々な方から多岐にわたるご相談を受ける機会が
増えてきました。
その1つの例として、お父様の生前に駐車場として賃貸していた土地の賃借人は、貸主の承諾なしに工作物を設置したり、駐車場以外の用途で使用したりと明らかに契約違反を繰り返していたようです。
生前お父様も放置することなく、明け渡し訴訟を前提として裁判所での和解手続きなどをしておりましたが、明け渡し猶予期間が切れる一年前に他界しました。
それをいいことに、死人に口なしではないですが、和解や明け渡し猶予の事実を歪曲する
だけでなく、できることなら安く買いたたいて手に入れてやろうとする魂胆でした。
礼儀知らずで、たちの悪い賃借人との間に立ち、過去のいきさつをまず認めさせることから
始まり、工作物の撤去や明け渡しなどの交渉を相続人の代理として解決した次第です。
守秘義務があるので、解決方法につきましては詳しく紹介できませんが、弱いものが損を
見ることがないよう、お父様が遺した財産を安心して有効活用できるよう、これからも
お手伝いができれば幸いです。
6月に入ってから急激に任意売却の相談件数も増えてきました。
年2回のボーナス払いを控えたこの時期が、一番相談が増える傾向は毎年変わっていません。
景気が持ち直したりしているような記事を見るたび思うのは、住宅ローンという大きな負債を背負ったまま身動きできない方に対する対策を国ができれば、どれだけの景気負浮揚策につながるのかを真剣に考えてほしいと願うばかりです。