歳をとると教養と教育が大切
私が人生の師と仰ぐ方が3人います。
昨日はそのお一人の講演会でした。
既に年齢は75歳ですが、一生青春、生涯現役という生き方をされているだけあって聴衆に希望と勇気を与えるお話に終始しました。
夢やビジョンのお話にきっちりした数字の裏付けがあるだけに説得力があります。
成功しているから話せるのではなく、とてももがき苦しんでいた時も私は知っているだけに、その逆境を乗り越えてきた強靭な体力と精神力と行動力には本当に頭が下がります。
自ら逆境に身を置くとは、ビジョン(登る山を決める)に向かって登るための覚悟を決めること、逆境こそ人生最大の師であると感じました。
今では全国津々浦々で、年間200回を超える講演をされているようです。
昨日は講師世話役でしたので、控室で講演内容以外のお話をうかがう機会がありました。
同席した隣の先輩経営者が講師に質問をしました。
「講演も年間200回を超えるとなると、体力の維持も大変じゃないでしょうか?」
すると講師は、「歳をとるとね、教養と教育が大切なんや」
年齢に関係なく大切なので、同席していた全員がきょとんとしてしまいました。
すると講師は、「きょうよう」とは、今日も用事があることや。
「きょういく」とは、今日も行くところがあることや。
「じっとすることなどできないから、全国どこからでもお呼びがかかったら行くんや。ありがたいことや。」
今までも数多くの師匠から頂いた格言を大切に心の中にしまっていますが、また新たな格言が増えました。
必要とされる、お役に立てる、それに感謝できるそんな人生にしたいと決意できました。
感謝