弁護士を訴えたい
最近はとてもいい天気が続いています。
沖縄では梅雨入りしましたし、近畿地方も6月には梅雨に入りますので、今の好天を思う存分楽しみたいものです。
私の住まいの近くに鶴見緑地(花の博覧会の跡地)があります。
毎日ペットを連れて散歩を楽しむ方、ジョギングやバドミントンなどで楽しむ方、バーベキューコーナーで楽しむ方など、多くの家族連れで賑わっております。
特に最近は東南アジアからの旅行者も多いようです。
最近の外国からの旅行者と言えば、家電量販店やドラッグストア、百貨店での爆買ばかり目についていますが、緑あふれる鶴見緑地には、違った楽しみ方をする旅行者が増えてきています。
特にコスプレを趣味にする若者が多く集まってきますので、その様子を見に来る外国からの旅行者も多いように感じる今日この頃です。
コスプレは日本だけの文化ではないと思いますが、コスプレをして楽しむ人、撮影する人などいろいろな楽しみ方があります。
緑とお花とコスプレの組み合わせが、微妙な魅力を醸し出すので不思議な感じもします。
話は変わりますが、先日ある相談者から、「弁護士を訴えたいので、弁護士を紹介してほしい。」という相談がありました。
詳しく話をお聞きすると、被告の立場である裁判を続けてきたのだが、弁護士の怠慢により敗訴してしまったので、代理人にその責任を取らせたい。代理人弁護士あてに新たな裁判を起こすという趣旨です。
弁護士には懲戒請求という制度があることは知っておりますが、自分が被告の裁判で敗訴したからという理由で訴訟が認められるなら、永遠に負けた方は裁判を続けることになります。
以前にも、不当な訴えを起こす原告代理人弁護士に対して、名誉棄損などの訴えを起こすことはできないかという相談を受けたことがありますが、訴訟の対象になっている原因とは切り離して考える必要があります。
アメリカのように日常的に裁判が頻発する日本ではないので、訴えられた側も冷静さを無くしてしまい感情的になることもありますが、まずは裁判になった原因の事実関係から始まって訴えを棄却させるまでのプロセスを信頼できる弁護士と協議することが大切です。
理不尽なことも多い世の中ですが、冷静さを欠く判断をすれば相手の思うつぼです。
ましてや弁護士を訴えるなどの発想は、責任の所在をなすりつけるようなことにしかなりません。
弁護士にも知識や経験などで能力の差はかなりあるようにも感じますので、まずは信頼できる弁護士を選ぶにはどうしたらいいのか、そのあたりから相談してください。
状況によって、お悩み事に対してその分野のエキスパートをご紹介できますので、何なりと相談してください。