大阪の任意売却 住宅ローンレスキュー隊|友進ライフパートナー


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空き家の任意売却

最近、空き家になっている不動産の任意売却の相談が増えてきました。

ほとんどの相談者は、ローンの支払いが苦しいのだが、何とか住み続ける方法はないかという相談ですが、最近の傾向としては空き家の相談も増えてきています。

空き家の傾向としてはいろんなパターンが想定されます。

①住宅ローンが払えなくなってしまい、債権者から既に競売を申し立てられている不動産。裁判所からの調査や、競売の入札を検討する不動産会社などが自宅に訪ねてくるので、その対応が煩わしくて先に引越しをするケース。同じく、近所の方の目にさらされるのが嫌で、先に引越しするケース。

②離婚が原因で慰謝料代わりにローンを払う約束で相談者の妻と子供が住んでいたが、住宅ローンの支払いが滞ってしまい、妻と子供が出て行ってしまったケース。

③セカンドハウスに購入していたが、利用価値がなくローンの支払いだけが重く伸し掛かるケース。

④相続した不動産に評価以上の借入が残っており、遠方のため手をつけることができず、処分するケース。

最近の傾向としては、親から相続した空き家処分の相談が増えています。

すべてが任意売却の相談ではありませんが、空き家の処分はとても深刻な問題です。

今年の5月に「空き家対策特別措置法」が施工され、空き家問題の事情が変わっています。

倒壊の危険性や衛生上の問題がある空き家を、市町村が「特別空き家」に認定し、持ち主に対して改善を迫るものです。

修理などをして空き家を綺麗な状態に保たないと、固定資産税の優遇処置を受けられず、実質増税になるからです。

処分に困らない不動産なら特に問題はありませんが、立地も悪く、買い手も借りても全くつかない不動産だと、金食い虫になってしまうのです。

売れない、貸せない、税金ばかりかかる、親には申し訳ないが3重苦になる遺産だと嘆く相談者に接することも少なくありません。

大阪に住んでいると、空き家放置の問題はあまり身近に感じない方も多いようですが、この問題を意識して周りを見渡すと結構空き家のまま放置された不動産が多いことに気が付くはずです。

次回は、空き家対策を間違えると、新たな問題を引き起こすケースをご紹介いたします。

任意売却や空き家の問題なども含めて、不動産に関する事でしたら、なんでもお尋ねください。