事例紹介
現在まで住宅ローンの支払いを一度も滞納したことがなかったご夫婦からの相談
相談者 | ご夫婦 |
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購入金額 | 4500万円 |
住宅ローン金額 | 3500万円 |
毎月の返済額 | 毎月18万円、ボーナス月は33万円 |
ご相談前の状況
今から17年前、新築一戸建て住宅を住宅金融公庫と年金福祉信用保証からの借り入れで購入した。
相談に至った経緯
贅沢な買い物や旅行なども一切せず、生活を切る詰めてコツコツと17年間一度も支払いを遅れたことがなかった。 しかしご主人の勤務先が経営不振により、大幅なリストラの行い、30%強の減給を余儀なくされた。 カードローンや、親戚からの工面などで何とか1年ほど支払いを続けてきたが、自分たちの年齢と今後の支払いを考えたとき、不安で押しつぶされそうな毎日を過ごしていた。 そしてとうとう今月の支払いがどうしようもないという状態で弊社のHPより問い合わせいただいた。
解決までの流れ
何とか支払を継続したいという強い気持ちはよくわかるが、カードローンも膨れ上がり、このままでは消費者金融にも手を出す寸前。親戚にも迷惑をかけたままの状態で返済の見通しも立たない。
弊社より住宅ローンの仕組み、金融の仕組み、任意売却の仕組みをご説明し、精神的な負担と経済的な負担からの解放の道筋を示す。
今回の事例のポイント解説
<ポイント-1>
夫婦と同様に住宅金融公庫からの借り入れで住宅を購入した方は、ゆとり返済が終了した11年目より大きな支払い負担に強いられている。
<ポイント-2>
自宅の評価よりも住宅ローンの残債の方が多いので、全額返済しないと家を売ることができないと諦めている。
<ポイント-3>
住宅ローンの支払いのために、毎月の家計が四苦八苦で、旅行などは家を購入してから一度も行ったことがないし、貯蓄に回す余裕もなかった。
<ポイント-4>
住宅ローンから解放されることで、何かに追い込まれたり、不安になったりすることもなく、精神的にものすごく楽になった。経済的不安からも解放され、収入と支払のバランスを考えながら将来に備えるゆとりもできた。